今まではスマホで読書していたのだが、歳のせいか目が疲れるようになった。
そういえばと、電子辞書をダウンロードしているとき、電子書籍リーダーというのがあったのを思い出したので改めて調べてみると、有名どころのKindleとかkoboは2万円~6万円もする。
うーん、やっぱり物価高とか円安とかの影響か。
ならばと、オークションとかで中古でも売っていないかと調べたら、ありました。なんと2012年発売で〇千円。出品者曰く、あまり使っていなかったのでキレイな状態だとか(写真を見ても確かにキレイだし、保護カバーも貼ってある)、それと電源も入るし充電もできるとのこと(でなかったら買わん)。
ポチってから3日後(最近の郵便局は遅い気がする)届きました。
それがこれ。
なんかバッテリーがやばそう。
充電すると5分ぐらいで100%になるのだが、電源入れただけで60%前後、WiFi設定とか「その他」の項目とか見ただけで14%。うーん、電源は入るし充電もできる。しかも傷ひとつない。たしかに嘘は言っていない。なので「受け取りました」通知。
で、スマホのバッテリー交換の経験があるので、同じようにやれば出来るだろう考え、とりあえずネットで調べてみたら、ありました。うーん、世の中にはいろんな人がいるんだなと感心。
まずは開け方から、
この辺りが狙い目。
そこに、スマホを開けた時のピッグを使う。
薄いほうが刺さったら、もう一つの方を隙間に入れ周回する。
裏ブタはプラスチックのツメだけでくっついているので簡単。
反対側の角まで来ました。
両面テープは使っていないので簡単に開きました(ただバキバキという音がするたび、ビクッとするが・・・)
裏ブタはツメで止まっているだけ(折れなくてよかった)
基盤の方は
バッテリーは一目瞭然。赤枠はSDカード(2GB、スマホでいうROM)、黄枠はメインメモリ(2GB、スマホのRAM)、青枠はCPUのようだ。
バッテリーのメーカーとか型番はよくわからないが、とりあえず印字されている文字(1ICP4/43/55)を調べてみたところ、AliExpressという何でもあるという有名なサイトに写真付きで掲載されていた。ちなみに$12.29だそうだ。
修理系動画サイトでは2週間はかかるらしいのと、しかも当たり外れがあるらしい。
いちおう、3.7V 1000mAhということでメモしておく、あとは縦横高だが、図ってみると、43mm、55mm、4mmだった。何のことはない、型番自体が大きさなのだ。とても分かりやすい。考えた人は天才だな。
ということで、アマゾンで検索したが、ピッタリしたものはない。ただ、近いものがあったのでそれを注文した(届くのは最速で3日後の25日だとか、ずいぶん遅いなと思ったがクリスマスか)
ネットで調べていて、もう一つあったのが、2GBしかないSDカードを32GB化するというもの、開けたついでにやってみることにした。
運よく車の買い替えでドラレコ用のSDカードがあった。ドラレコ用のSDカードは書き換え回数が万単位なんだとか(通常のは千回単位)。
まずはSDカードを取り出す。
取り外しや取り付けは、ガラケーのSDカードと同じ。
それからはパソコンでの作業になるが、自分のパソコンにはSDカードスロットがないので、USBタイプの変換カードを使う。
使うパソコン用アプリは2つ。
DD for Windows ※コピー用 Ver.0.9.9.8
http://www.si-linux.co.jp/techinfo/index.php?DD%20for%20Windows
MiniTool Partition Wizard 無料版 ※未使用領域拡張用
https://www.partitionwizard.jp/free-partition-manager.html
ダウンロード・解凍したら、SDカードを挿してDD for Windowsを管理者権限で起動(インストールしないのでダウンロードフォルダでも可)
対象ディスクは最初から表示されている(リムーバブルメディアのみしか認識しない)
あとは、パスを適当に作って入力(マウスで指定はできなかった。バグ?)、ファイル名がバックアップイメージになるので、わかりやすい名前で。
で、読込をクリックすると以上のように始まる。
念のため照合もした。
終了すると以下のようになる(MD5というのは使わなかった)
次に、新しいSDカードに取り換えて書込(念のため照合も)
ちなみに、未使用領域の拡張なら、Windows標準の「ディスクの管理」で出来るのでは? と思い、見てみたのだが、拡張はグレー表示で出来なかった。
そこで、もう1つのアプリを使う。
こちらはインストールしないと使えない(わけのわからんものを、あまりインストールしたくはないのだが・・・)
無料版のインストールを続行しますを選んで「次へ」をクリック。
インストールが終わると勝手にHPが表示され、アプリも起動しているので該当するディスクの「KOBOeRe・・・」を右クリックし、選択画面が出たら「移動/サイズ変更」をクリック。
で、左下の「適用」をクリックすると、以下の画面がポップアップされるので、よくわからないが保護のチェックを外して、サイズと場所の「>」を右端までマウスで引っ張る。
そして、「OK」「適用」とすると全部使えるようになりました。
あとは、SDカードをkoboに取り付けて、スイッチオン。
緊張の一瞬。
初期設定画面になりました(念のため工場出荷時にしてから作業してたので)
日本語をタップして
パソコンに繋いで、楽天からアプリをダウンロードして起動して、初期設定。
終わったら、パソコンから外して、待つ。
更新中。
なんだこの画面は? 壊れた?
そう思いつつも辛抱して待つ。
待った甲斐があって最初のホーム画面が出たので、その他のデバイス情報を見る。
内蔵ストレージ 29.4/32GB 使用可能となってました。ヤッター!
そして最初の画面に戻って WiFi 設定もOK。
だだ、バッテリーは相変わらず低空飛行。
次は交換だが、もともと付いていたバッテリーを剝がすのが大変そうだ。